「友だち幻想」読了

菅野仁先生の著書である「友だち幻想」を読了。

学校での人付き合いに悩みはありませんか

特に今は9月に入っているわけで、この期間というのは自殺者が増える時期でもある。だからこそ、学校としては生徒の一つ一つの行動に注意をしている。

そう、人付き合いの悩みはないだろうか。2学期になってから、急に学校に行きたくなくなったとか。クラスになじめなくなってしまったとか。

高校入学当初が特にそうなのかもしれないが、友達をいっぱい作ろうとして。あるいはクラスに馴染もうと思って、色々無理をしてみるんだけれども、結局息切れをしてしまう。そういうことのほうが、実際は多いのではないだろうか。

人付き合いについて冷静に考えませんか

自分がこの本を読んで率直に思ったことでもある。この本では極めて冷静に、かつ客観的に「人付き合いとは、こういう風にしてみたらよいのでは」とか、「こういう考え方に基づいて人付き合いをしてみては」と提案をしているように見えた。

もちろん、色々な意見があるとは思うが、自分は本の中に書かれてある考え方には賛成できる。

ただ、中には「この本の考え方には理解が出来るんだけれども、実際はそう上手くはいかない」といった声を漏らす人だっているかもしれない。まあ、本に書かれてある考え方について実践をするかしないかは、結局は読者次第ということで。

個人的には正論を述べていると思っている。

教師こそ一読すべき

教師こそ一読すべき本だと思った。つまり、教師とは生徒に対して、どのように接していくべきなのか。どのような考え方でもって、「生徒ー教師」のラポートを築いていくべきなのか。

信頼関係の築き方というのは、とても複雑であり、とても難しいものなのであるが。

菅野先生によれば、教師の大事な仕事は「生徒に社会に出た時に最低限の社会的生活を送れるようにケアする」なのだそう。

本の第5章「熱心さゆえの教育幻想」に細かい内容については書かれているので、細かく読んでいただきたいと思う。
(電子書籍で読んだため、ページ数を具体的に示せず申し訳ないです)

その他、細かい情報について

以下に書籍についての情報を掲載するので参考にしていただきたい。

  • 著者名 菅野仁
  • 書籍名 友だち幻想 ーー人と人の〈つながり〉を考える
  • 出版社 ちくまプリマー新書

楽天Koboによる電子書籍版で自分は読んだ。

ということなので、紙書籍版と電子書籍版の二つがあるということ。どちらか、自分の読みやすい方で読んでほしい。