高等学校教諭「情報」の教員免許状を通信教育でとるには(他教科)

文部科学省が都道府県の教育委員会に通知を送っています。免許外教科担当が授業を行うことが多かったため、文部科学省が平成28年3月に是正を求めた形です。要はきちんと「情報」の免許を持っている人間を配置しなさい、ということです。

ここ最近は教員採用選考検査でも、高等学校教諭「情報」の普通免許状を持っている人は加点になるなど優遇措置がとられるようになっています。

しかしながら、「情報」の免許、しかも通信でとるにはどうすればいいのか。簡単にまとめてみましたが、今回は以前に何かしらの教科で高等学校教諭の免許状を取得し、他教科で取得する場合について書きます。

科目等履修生としての入学審査を受ける

書類審査になるかと思いますが、まずは資料を入手し、それから入学審査の手続きに入ってください。願書などの書き方は手引きで確認をしましょう。証明写真も必ず撮っておくこと。検査料もここで支払ってください。

合格したら授業料と教科書代の支払い

合格したら授業料や教科書代金の支払いをします。教科書の購入方法については、書類が来ると思いますので、自分が履修しなければならない講座の教科書にマークをして手続きをしましょう。

ちなみに映像授業の授業料については、印刷授業とは別途支払いになるかと思います。大学によって違うと思いますが、手引きなどで確認をしてみてください。後ほど、映像授業の料金については請求書が来たりします。

科目について

2017年現在、取得しなければならない科目は以下のとおり。

  • 情報職業論
  • 情報社会論
  • プログラミング
  • コンピュータネットワーク
  • データベースシステム
  • 機械科学
  • システム設計
  • デジタル画像
  • 知的財産論
  • 教科教育法1
  • 教科教育法2

全部で24単位です。

課題の提出

レポートを書いたり、インターネット上で課題を提出したり。色々ありますが、しっかりと教科書を読んで作成をしていきましょう。

ごまかしが全くきかないのはプログラミングかも。システム設計も大変かも。デジタル画像については、画像の編集を行うにあたってのアルゴリズムを理解すると良いと思います。レタッチソフトの仕組みを理解することにかかわってくるからです。

15円分の切手を貼ろう

レポートの具体的な提出方法ですが、返信用のはがきというか、用紙がレポート用紙と一緒になっていると思います。大学によって仕組みは違うかもしれませんが。ただ、大体は返信用の用紙があるので、そこに15円分の切手を貼りましょう。

ホッチキスでレポートをとめたり、住所などを書かなければいけませんが、具体的な作成方法については手引きを参考にしましょう。

15円分の切手は郵便局で購入を。

定期試験を受ける

通常、インターネット上で定期試験の手続きをします。その後、自宅に受験票が郵送されると思いますので、受験票と学生証を持って試験会場へ行きましょう。

持ち込み禁止の科目と、ノート持ち込みが大丈夫な科目、すべての持ち込みが許されるものもあります。それは科目担当者の指導方針にゆだねられるかも。

レポートの提出は定期試験の会場で行ったりします。レポートを持っていくことを忘れずに。

単位認定

定期試験を受けて、大体一か月すると成績表が届きます。もしくは、インターネット上にある自分のアカウントで成績を見ることもできます。合格していれば、その科目については単位が認定されます。

最速で半期、つまり半年で24単位を取得することが出来ます。

免許状の申請

全ての単位を取得し終えたら、住んでいる都道府県の教育委員会に免許状の申請を行いましょう。その際に注意をしなければいけないことをお話しすると

  1. 2月以降、個人申請を受け付けないことがある。
  2. 他教科による教育職員検定で申請する必要がある。
  3. 現職教員か、一般の方では書類の作成方法に違いがある。
  4. 現職教員か、一般の方では書類の提出先が変わる。
  5. 新免許状保有者と旧免許状保有者では免許の扱いが違う。

たとえば3についてですが、人物証明書の作成者が申請者によって変わるということです。教員であれば勤務校の学校長です。一般の方でもし作成者がいないということであれば、大学側に申請することが出来たりします。ただし、大学側に申請する場合には面接が必要になると思われます。

これまでの履歴書や教員免許状の写しについては、原本証明が必要になるかと思います。現職の方は教頭や学校長に原本証明の依頼をしましょう。

5についてですが、新免許状保有者の場合、新しい免許の有効期間満了日に自動的に古い免許状の有効期限が統一されます。旧免許状保有者の場合は当てはまりませんのでご注意を。

現職の皆様、取得後は必ず報告を

現職の皆さん、取得をしたら必ず学校長や教頭に報告を。個別申請なので、免許状がいつ届いたのかは学校長や教頭は分かりません。届いたらすぐに報告をしましょう。

なぜなら、皆さんの履歴書に保有する免許状について記入をする必要があるからです。場合によっては新しく取得した免許状の原本もしくは写しを学校長や教頭に見せましょう。

今回のまとめ

2022年になると、高等学校においてもプログラミング教育が本格的に開始されます。高等学校の「情報」についても、現在のカリキュラムである「情報の科学」の要素が新カリキュラムに入ってきます。

今、高等学校の「情報」をきちんと教えられる教員が不足しています。だからこそ、情報の免許状を持っている人は重宝がられ、教員採用選考検査でも優遇措置がなされています。

今回は以前に高等学校教諭の免許状を持っている人が、他教科として「情報」の免許状を追加で取得する方法について説明をしました。

ぜひとも参考にしてください。

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